保険営業の人にライフプランシミュレーションやりましょうっていわれたけど何の目的?
保険営業の人にライフプランシミュレーションやりましょうと言われてもなんとなく怪しい、何か売り込まれるんじゃないかなと不安に思うことありませんか?
しかし、
生命保険を考える際にはライフプランシミュレーションを行うことは大切です。
生命保険は多く入りすぎても無駄になりますし、少なすぎると万が一の際は足りなくて困ってしまうかもしれません。
本当に必要な保障額を知るためにはライフプランシミュレーションを行ってみないと分かりません。
- 保険を考えるときになぜライフプランシミュレーションが必要なのか?
- ライフプランシミュレーション結果から考えていきたいこと。
記事を読んでライフプランシミュレーションを行い無駄なく保険に加入できるようになりましょう。
なぜライフプランシミュレーションが必要なのか?
もし今自分が万が一亡くなってしまった場合家族にいくらお金を残しておけば残された家族は安心して生活できると思いますか?
3,000万円なのか5,000万円なのか1億円なのか……。
正直わからないですよね。
必要な保障の金額は各家庭によって違います。
独身の場合と5人家族で子どもが3人いる家庭では大きく変わってきます。
同じ5人家族の家庭でも子どもが大学へ行って欲しいと考えている家庭と高卒で働けばいいと考えている家庭では残すべきお金が変わってきます。
また、子どもが多い家庭だから保障が多く必要かと言えばそうばかりでもありません。
子どもがいる状況で亡くなってしまった場合は遺族年金として国から年金を受け取ることができます。
遺族年金を受け取る金額も加味しながら必要な金額を考えなければ無駄に多すぎる保障の高い保険に入ってしまうかもしれません。
まずはライフプランを行いこれからの将来どうなっていくか把握し、その想定した未来の中で万が一亡くなってしまった場合に遺族年金など別途入ってくるお金も加味してどれだけお金が不足するかを把握すれば、無駄に高い保険に入らなくて済みますし、少なすぎて困るということもありません。
保険のことをしっかりと考えるうえでライフプランシミュレーションは必須です。
生命保険にまだ入っていない人
これから生命保険に入ろうという方はまずはライフプランシミュレーションを行いましょう。
なぜなら上記の必要な理由の通り各家庭によって必要な死亡保障の金額が違うからです。
保険はたくさん入れば万が一の際は安心かもしれません。保険のことを考えるときに受け取ることばかりを考えがちですが、必ず万が一が起こり受け取るとは限りません。
もちろん万が一、早期に亡くなってしまうということは無い方が幸せです。
その為、必要以上にたくさん保険に入りすぎてしまうと保険料が無駄になってしまいます。
かといって少なくしすぎると万が一の際に困ってしまうかもしれません。
多すぎて無駄にならない、少なすぎて困らない金額を確認するために、まずはライフプランシミュレーションを行い自分はどれくらい保障が必要なのか確認することが大切です。
生命保険すでに加入している人
今加入している保険は入るときにしっかりとライフプランシミュレーションを作成してどれくらい保障が必要か確認して加入しましたでしょうか?
なんとなく保険の営業の人からこれくらいは必要ではないか?といわれて加入している人が多いと思います。
もしかしたら多すぎる金額で保険に加入してしまっているかもしれませんし、足りなくて万が一の際に困ってしまうかもしれません。
現状の把握するためにもまずはライフプランシミュレーションを行って自分の入っている保険は大丈夫かどうかを確認することが大切です。
今入っている内容が多すぎたら、見直しをした方が日々の保険料支払いが減り生活が楽になるかもしれません。
もし足りていないという状況でしたら必要な保障を追加しないと万が一の際に困ってしまうかもしれません。
まずは自分の保障が問題ないのか確認するためにライフプランシミュレーション行いましょう。
ライフプランシミュレーションの結果から考えたいこと
- 今の保障が多いのか少ないのかを考えましょう。
- 個人年金保険、変額保険についても考えましょう。
今の保障が多いのか少ないのかを考えましょう。
ライフプランシミュレーションを行うとこれからの人生どのように生活できそうかを想定することができます。
これからの人生想定して順調にいけば問題なく生活できそうだと確認できたあと、万が一夫、妻が亡くなってしまった場合でも想定した理想の生活をするためにどれだけお金を残せばよいか?保険として保障を残せばよいかを確認しましょう。
ライフプランシミュレーションを作成していれば家族構成なども入っているので、遺族年金がどれだけもらえるか?生活費が1人分減ったことも加味して無駄のない金額はいくらなのか?を確認することができます。
確認したうえで今入っている自分の保険はどうなのか確認していきましょう。
個人年金保険、変額保険についても考えましょう。
ライフプランシミュレーションの結果現在の預貯金が多い、現金で毎年貯蓄する金額が多いということもわかります。
今は銀行にお金を預けていてもお金がほとんど増える時代ではないので、少しでもお金が増える個人年金保険や変額保険に振り分けることも検討してみましょう。
個人年金保険は毎月保険料を支払っていくのですが、払込期間の終了後に年金として○○万円が○年間受け取ることができるという具合に支払った保険料が戻ってきます。この時支払った金額より多く戻ってくる保険が多いです。
さらに、個人年金保険は個人年金保険料控除として所得の控除の対象となり、税金が少し減ります。
自分のお金を老後の為に増やしているのに、税金も減る効果があるのでライフプランシミュレーションの結果現金でお金を貯めている金額が多い方は個人年金保険に振り分けてみるのも良いでしょう。
また同様に変額保険もお金を増やすことができる効果がある保険です。
保険と投資がセットになった商品になるので必ず増えるというわけではありませんが、長期間保険だと思って続けていたら老後に多くのお金になっている可能性もあります。
変額保険についてはこちら
注意点
定期的に見直しましょう。
必要な保障額は現在の時点から想定した将来の中で万が一亡くなってしまった場合でも問題なく生活できる金額を確認しています。
もしかしたら想定以上の人数お子様が産まれてきてくれるかもしれません。そうなったらもっと保障が必要になるかもしれません。
また家の購入がまだの方でしたら家を購入した後は団体信用生命保険との重複から現在加入している保障を減らしていくことができるかもしれません。
また住宅購入時のライフプランシミュレーションの必要性と保険の考え方についてはこちら
https://nijinokakehasi-sinpapafp.com/lifplan_home/個人年金保険、変額保険に入りすぎないようにしましょう。
ライフプランシミュレーションの結果から現金の貯蓄に余裕があるのでもっと効率的にお金を増やす個人年金保険や変額保険に振り分けるのは効果的です。
かといって必要以上にお金が貯まる個人年金保険や変額保険にむやみに入りすぎないようにしましょう。
現金で貯蓄していくことも大切ですし、iDeCoやつみたてNISAなどの制度を活用していくことも大切です。
また、個人年金保険の個人年金保険料控除の金額には年間支払った保険料80,000円が上限となっています。この金額以上のお金を支払ったとしても控除額が増えるわけでは無いので入りすぎも良くないです。
ライフプランシミュレーションを行うとそのバランスをどれくらいにした方が良いかを見ることができるのでライフプランシミュレーションを行った上でどのようなバランスで行うか考えていきましょう。
まとめ
- 無駄のない保険に入るためにライフプランシミュレーションは必須
- 定期的に必要な保障を確認しましょう
万が一亡くなってしまった場合に必要な保障額は各家庭によって変わってきます。
保険に入りすぎていたらその分無駄になりますし、足りなければ万が一の際に困ってしまいます。
ライフプランシミュレーションを行って自分の家庭ではどれだけ必要かを確認すること大切です。
一度自分に合った保障を確認した後も家族構成や生活スタイルによって変わってきますので、定期的に確認していきましょう!
まずはライフプランシミュレーションを行いましょう!
他にもライフプランシミュレーション行った方が良いタイミングがあります。