お金の情報

子どもの教育費、本当に払っていけるのかな!?不安はライフプランシミュレーションで解消しましょう。

子どもの教育費すごくかかると聞くからなんとなく不安

子どもが産まれてきてくれるのはうれしいけれど、今後の教育費が心配。なんとなく不安だから妻がすぐに働かなければ!と思っていませんか?

実は家庭によっては子どもが大きくなってから妻が働きだしても十分生活していくことができる場合もあります。

子どもをしっかりと育てていきたい。子どもを育てることが一番大切。と思っていながら、なんとなく不安で子どもの教育費を稼ごうと思い働きに行き、一番優先したい子育てが疎かになってしまっていたら本末転倒です。

自分の家庭は仕事と子育てのバランスがどれくらい良いのか確認するためには

ライフプランシミュレーションを行うことが大切です。

ライフプランシミュレーションをしてこれからの人生の先を見通すことで今のままの生活費で教育費を十分まかなうことができるのか?いつごろから働きだせば問題なく生活できるのかを確認することができます。

私は今までライフプランシミュレーションを年間80軒5年間行ってきました。多くの家庭を見てきた中で想うことは、まず先を見通して自分の家庭はどうしたら良いかを考えることです。

ライフプランシミュレーションを行うことで、子育てもしっかりしながら、無理なくお金を貯めて教育費の心配が減り幸せな生活を送ることができるようになります。

この記事でわかること
  • 子育て世代のライフプランシミュレーションの大切さ
  • 教育費がどれくらいかかるのか
  • 仕事と子育てのバランスを考えるにはどうしたらよいか

ライフプランシミュレーションの必要性(概要)

住宅ローンを抱えながら子どもが大学へ行くタイミングでは7割の家庭は単年度の収支(収入-支出)がマイナスになるといわれています。

その為収支がマイナスになる分を早いうちから貯めていかなければ、まかなうことができません。

早いうちに将来先を見通してお金を貯めていけば無理なく貯めることができます。
しかしながら子どもが高校生になってから貯め始めようとすると貯められる期間が短く十分に貯めることが難しくなるかもしれません。

まずライフプランシミュレーションをおこないこれから先の道のりを見通して、どれくらいのペースで貯めていけば良いかを確認していくことで無理なく貯めることができるようになります。子育てもしっかりでき、お金にも余裕のある幸せな生活をしていきましょう。

教育費例

なんとなく不安なのは、知らないから。教育費がどれくらいかかるのかを見てみましょう。

やっぱりかなりかかるのね……

トリトリ

教育費かなりかかりますね。しかし正しく恐れることが大切です。

なんとなく不安でなんとなくたくさん貯めよう!頑張ろう!と思っても、たくさん貯めようの『たくさん』は人によって感覚が違います。

毎月1万円なのか、5万円なのか、10万円なのか……。

しかし、教育費の金額とあと自分は何年貯めることができるかを逆算するといくら貯めなければならないか見えてきます。現在の家計状況から月1万円貯めていけば十分賄える家庭もありますし、月5万円貯めていかなければ大学のお金を貯めていくことができない家庭もあるかもしれません。

現在の貯蓄の金額によってはあまり頑張らなくても良いという人がいるかもしれません。

まずは子育ての中での一つの目標『教育費』についてどれくらい必要かを知り、自分はこれからどれくらい貯めていけば良いのかを知ることができればなんとなくの不安は無くなり、あとは貯めるためにはどれくらい働けばよいか考えて行動していくだけです。

大学の費用を貯めるには

大学費用の私立(下宿)の金額は約900万円でした。この金額を大学までに貯めようとすると毎月いくら貯めていけばよいでしょうか?

単純に割り算して

900万円÷18年=約4.1万円/月

900万円÷10年=約7.5万円/月

900万円÷8年=約9.3万円/月

教育費だけでこの金額貯蓄していかないと現実問題、私立大学の費用900万円貯めることはできません。

その他生活費としての貯蓄、老後のための貯蓄もしていかないといけないのでかなり大変です。

早めに対策をしていかなければ、本来の気持ちである『子供がやりたいということは親はやらせてあげたい』ということが十分にできなくなってしまうかもしれません。

子育てと仕事の両立

今後の教育費が心配だし、子どもが1歳になったら保育園入れて働こうかなぁ……

トリトリ

なんとなく不安で働くのはちょっと待てください!

お金のこと心配だから働く。働く意欲があるということはとても素晴らしいことだと思います。

しかし、まだまだ子どもが小さい時はなるべく一緒にいてあげてしかっり子育てしたいという思いはありませんか?

家庭によっては無理してすぐに保育園に預けて働かなくても幼稚園に預けるくらいの年齢になってからや小学校に入ってから働きだすということでも十分に生活できる家庭があります。

余裕があるのになんとなく不安ですぐに働きだして子どもが小さいうちに一緒にいられる時間が少なくなる。

子どもをしっかり育ててあげたいという思いから

シングルファーザーの私は子供を預けて働いていましたが、本当はもっと子供と接して子育て重視にしてあげたかったという後悔があります。
もちろん働かないと生活に困ってしまう家庭の場合は働いていかなければなりません。しかしすぐに働かなくても子どもの教育費をまかないながら老後も心配ない方は、なんとなく不安というだけで働いて子どもとの時間を減らしてしまうより、仕事と子育てのどうしたら自分たちは幸せかを考えていきましょう。

妻が働けばよいかは現在の貯蓄の金額によっても変わってきます。

その為いつからどれくらい働けば良いかを把握するためにはライフプランシミュレーションを行うことが大切です。

まずはライフプランシミュレーションを行い自分たちの家庭はどうかを確認していきましょう。

また、ライフプランシミュレーションをすることで、今の生活と今後の状況を確認することができます。

今の家計が見えてくることで、無駄に支払っている生活費を見直すことで毎月の貯蓄金額が増え、その結果働かなくても大丈夫になるかもしれません。

仮に教育費を貯めていくために今よりさらに毎月3万円多く貯蓄しなければならないとライフプランシミュレーション上確認できたとしても毎月3万円を追加で教育費の為に貯めていくということはかなり大変です。

今の生活費の無駄を削減して3万円生活費を浮かせることができれば妻が働かなくても教育費を貯蓄できるようになるかもしれません。

現状の家計と今後の貯蓄を考える上でもライフプランシミュレーションを行いましょう。

まずは将来を見通して、どれだけ貯めていかなければならないかを把握する。

そのうえで今の家計の状況から収入を増やす(妻が働く)か支出を減らすことができるかを、子育てとの兼ね合いを考えていくことで自分たちはどれくらいバランスが良いのかを確認することができ、より幸せな生活を送っていくことができます。

まとめ

子育てと仕事のバランスを考える上でライフプランシミュレーションは大切です。

先を見通すことでいつから働けば教育を十分受けさせるお金が確保できるのかを確認することができます。子育てもしっかり行いながら、お金に困らない生活ができるかもしれません。

子どもにとっても自分にとっても一生に一度の大切な人生です。

なんとなくで生活していき後から困ってしまうより、早めに先を見通して今からどう生活するかを考えていくことでより幸せな生活ができます。

まずはライフプランシミュレーションを行いましょう。