かっこよく生きたい。
ある日、上司と一緒にお客様のところに伺った。
そのお客様はある業界で、若いうちからがんばり10年ぐらい苦労して大きな成功を収めた。その実績を認められ、その業界では優秀な人材として引く手あまただ。
人に必要とされているし、その本人もとても頑張ってきたし、
その結果がついていると言うことでとても自信がある。
まだまだ上を目指していて、この先のビジョンも描いていた。
努力、能力、実績、自信どれにおいても素晴らしく話を聞いていると、その描いている。
ビジョン達成しそうだと目に浮かぶ。
『もっと実績を作りたい。人に頼られる人間になりたい。かっこよく生きていきたい。』
と話していた。
上司もそうですね。かっこよく生きたいですね。
と同調した。
ざわ・・・
ざわ・・・
その話を聞いて違和感を感じた。
確かにとても素晴らしい。かっこいい生き方だ。
素直にそう感じた。
以前の私なら、こうなりたいこうあるべきだ。自分も頑張らねばと思っていただろう。
しかし今の私には少し違和感を感じた。
かっこいいってなんだろう。
シングルファーザーとなり子供との時間の大切さを知り。
再婚して家族との時間の大切さを再認識した。
自分は仕事で成功を収めるよりも家族、子供を大切にしていくことの方が大切だと
考えるようになっていた。
自分にとってのかっこよさは仕事で成功を収めるよりもFIREして家族との時間を最大限に
作りつつ、お金に困らないことだと思った。
世間から見れば仕事をしていないことは良くないことかっこ悪いことと思われるだろう。
しかし子供のため家族のため何が1番かを考え決断している姿。
それが自分にとってのかっこよさだと思い、FIREを目指そうと強く心に刻んだ。
スティーブ・ジョブズは本当にかっこ良い人間だ。
Macを作り会社を追い出されピクサーを立て直し、アップルに戻りiPod、iPhoneを作り
大成功を収める
ビジネスのことを考える上でこれほどまでかっこ良い人間はあまりいないと思う。
しかし彼は晩年もっと家族の時間を優先すればよかったと言っていたそうだ。
富も名声も手に入れた男が最終的に見つけた答えが家族との時間だった。
この教訓とても大切だと思う。
家族を大切にするかっこいい男に俺はなる!!
ドンッ